fc2ブログ
2日後。
型をはずして...

甘酒石鹸2日後

石鹸入刀〜

甘酒石鹸カット

ますますおいしそうなマーブルっぷり

これで1ヶ月熟成させます。
石鹸は寝て待てです。

甘酒石鹸WS

まさかまさかこの日がやってくるとは...
念願の甘酒石鹸WSが開催され、この甘酒石鹸ファンの私は、もちろん参加して来ましたよ~。
講師は石鹸作家の藤寧先生。肌も髪も艶ピカで、アジアンビューティーなお方でした。説得力ありあり!!です。ちなみに先生はこの甘酒石鹸で髪も洗ってるそう
同学年と言うことで、勝手に親近感

石鹸作りの三種の神器と言われる「マスク」「ゴーグル(又は眼鏡)」「ゴム手袋」を装着し、さらに長袖かアームカバー着用厳守の完全防備で挑みました。いつもの古民家が今日は理科実験室状態。先生のことも「教授!」と呼びたくなっちゃいます。

オイル

材料は「4種類のオイル」「苛性ソーダ(NaOH)」「精製水」、そして「生甘酒」!! この苛性ソーダってヤツが強アルカリの曲者らしくて、取り扱い要注意なのです。ヤツは化学反応であっと言う間に高温になります。
薬局でも簡単には買えないそう。(警察から置かないように言われてるらしい)

ヤツの扱いにはちょっと緊張するし、集中力が必要だけど、気分はお菓子作り。気分だけじゃなく作業もお菓子作りそのものです
甘酒以外の材料を計量して合わせていき、ブレンダーで撹拌(←ざっくりとした手順です。実際は温度とかポイントがあります)。そしてこの石鹸にはかかせない生甘酒を入れて、ノーマルタイプはここまで。

計量1

計量2

混ぜる

でも今日はオプションでココアを投入~。ココアは保湿効果があるそうです。甘酒も保湿効果大なので、ココアとのW保湿で冬の乾燥地獄も乗切れそうだわ〜
見た目完全に「練乳」と化した液体状の石鹸に食用の純ココアを投入して軽~く混ぜ、型に流してラテアート風に模様をつけたら...何て美味しそうなマーブルケーキ!! このままオーブンに投入~...じゃない!! スイーツすぎる危険な仕上がりです。

流し込む

ラテアート

作業はこれで終了だけど、すぐ使えるわけじゃありません。今はまだ石鹸の中で化学反応が続いていて、アルカリ度が高い状態なのです(ph13くらい)。まずは1〜2日放置した後、カット(固くなってからだと切るのが大変だから)。そして1ヶ月熟成させ、やっと!解禁になります(ph7〜8)。

初めての石鹸作り。
念願の甘酒石鹸WS。
予想以上のびっくりポン(観てないのに使ってみた)の楽しい体験でした〜
おまけに来週の「発酵おせちWS」の試食まで頂いて

おせち試食

1ヶ月後は2016年。
甘酒ココア石鹸で全身磨いて、お肌も心もぷるぷるに潤った1年にするぞー

と心に誓うのでありました。

手前甘酒

手前甘酒

手前糀による手前甘酒。大分甘みはひかえめ。
これが成功なのかどうか分からないけど、満足満足

(勝手に)私の発酵のメンター・つぐみん先生こと、浅川つぐみ先生(日本発酵文化協会・発酵プロフェッショナル)。
“仕込み女子” のカリスマ?!として、ここ最近、新聞・ラジオ・テレビと立て続けに取り上げられて、ますます大人気なんです (勝手に)つぐみんファミリーとして嬉しい〜 先生すごーい

そのつぐみん先生の『炊飯器で作る本格生甘酒と塩麹のWS』に行って来ました。
実はこのWS、2月にも開催されてるんですが(もちろん参加)、大人気のため急遽アンコール開催されることになったんです。前回も大満足だったけど、いや〜今回も満たされました〜
毎度ながら「先生こんなにいいんですか」って感じです。

“甘酒“ は夏の季語。夏バテ防止に江戸時代から親しまれていました。今では栄養価の高さから “飲む点滴”、美白効果も期待出来ることから “飲む美容液” とも言われています。

【本日のレッスン】
●炊飯器で作る本格生甘酒
●炊飯器で作る塩麹
●塩麹の鶏ハム
●生野菜サラダ〜甘酒ドレッシングがけ〜
●塩麹トマトとバジルの冷製パスタ
●オレンジ甘酒ムース

そしてレッスン後にはお楽しみの【食事会】(よっ!! 待ってました!!!)
テーブルには先生が作ってきてくださった
●豆腐の塩麹漬け(豆腐とトマトのカプレーゼ)
●いろんな甘酒(紅茶味とか、プレーンとか)
リブレライフさんの豆汁グルト
も並びました。

パスタ

サラダ

茶色いのが紅茶味、白いのがプレーン。
紅茶甘酒

甘酒も塩麹も拍子抜けするくらい簡単に炊飯器で出来ちゃう。でも実は、残念ながらウチには炊飯器がない... ご飯は十年以上土鍋で炊いてるから。炊飯器で作るWSなのに、今さらながら何かすいません......
でもいいの。実家で作るから。でもそろそろ『ヨーグルティア』買おう、うん。

炊飯器に米麹を入れたとこ。美しい米麹!!
米麹


私、普段はお肉は食べません。でもこの「鶏ハム」は美味しすぎて大好き
原材料は「鶏むね肉・塩麹・砂糖(甜菜糖などで)」のみ。それにカレーとかハーブとかペッパーとかお好みで。麹仲間でもある友達のWちゃんはママ友会の定番料理だとか。一度作っていったら大好評で、それからみんなに作って作ってとお願いされてるんだって。

鶏ハム成形からの〜
鶏ハム成形

茹で!! (黄色いのがカレー味。白いのがプレーン。ちょっとだけ黒胡椒)
鶏ハム茹でる

私が特にお気に入りなのが「甘酒ドレッシング」。紫玉ねぎと梅酢が入ってるからピンク色してて、もうそれだけで女子的にマル!! そしてお味は...
このドレッシングのさらに素敵なところは、攪拌の度合いでサラサラタイプにもムースタイプにも出来るってとこ!! 今日はムース状だったんだけど、を乗せたらもろ「イチゴムース」な仕上がりでした

2月のWSでは「温パスタ」と「イチゴムース」だったんだけど、今日は季節に合わせて「冷製パスタ」と「オレンジムース」。今回使用したパスタは、大豆を使用したグルテンフリーの生麺パスタ。パッケージがセレブっぽい。

soico

そして【お土産】
●自宅でも作れるように...米麹
●すぐ使えるように...塩麹
●すぐ食べられるように...甘酒
●甘酒で出来た...甘酒石鹸
●盛り沢山で食べきれなかった分(軽く一食分あり)

私がホレた甘酒石鹸
甘酒石鹸0711

もう一度言っちゃう!!
「先生こんなにいいんですか
今日も仕込み女子として、麹と濃い〜時間を過ごしました。

今日は湘南へドライブデート。
波打ち際を裸足で追いかけっこして、水を掛けあって、一通りはしゃいだ後、夕日に向かって私は叫ぶ。
「甘酒ー、大・大・だーい好きだよーーー



そう、私は甘酒が大好きなのだ。大・大・大好きなのだ。
でも、ほんの一年ちょっと前までは大の苦手でした。ニオイからしてもぉ...
それが何で突然だーい好きになったのか?
キッカケは本の街・神保町の春祭りで、無料で振る舞われていた甘酒を頂いてからなんです。普段だったら甘酒好きじゃないし素通りしてたと思うんですが、その時はなぜか気になって自然と手が「私にもちょーだい」してたんですよね。
で、期待せずに一口飲んでみたんですが...
「...ん? ...おいしい... えっ?! 何で? ちょっと、この甘酒美味しいんですけどーーー
ってことになって、おかわりしたいくらいになって、そこから私の甘酒人生は幕を開けたのです。

甘酒人生を歩み始めてから分かったこと。
それは『甘酒には2種類ある』ということ。
ひとつは “糀” で作られたもの。
 →アルコールを含まず、甘みは糀が糖化された自然のもの。
もうひとつは “酒粕” で作られたもの。
 →お酒を作る際に出来る搾りカスが酒粕なので、アルコール分が残っている。甘みは砂糖でつけている。

そもそも私が甘酒NGになったのは、小学生の時、友達の家で出された甘酒がマズかったから(友達はグイグイ飲んでたけど)。それに祖母が作ってくれたのも。神社の露店とかで売ってるのも。何度がチャレンジしたけど、酸っぱい感じのヤ〜な臭いとヤ〜な味に玉砕でした
甘“酒”っていうぐらいだし、甘酒はお酒だと思ってました。

でも、分かりました。
私が今まで飲んできたのは全部 “酒粕” で作られたものだったと。
神保町で頂いたのは “糀” で作られたものだったと。
だから優しい自然の甘みに引きよせられたのだ、と。

“糀” の甘酒と出会えてほんと良かった〜 神保町の春祭りに感謝!!
これからも飲んで飲んで、(甘酒石鹸で)洗って、飲んで、甘酒生活満喫していきまーす。

甘酒は 美と健康の 最高峰(私的に)

★7月、甘酒WSに2週連続で参加してきまーす

 | BLOG TOP |  NEXT»»