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最近ぬか床がお疲れ気味のようで...
24時間営業ですもんね... そりゃあ疲れますよね...
水分が多く出るようになってしまい、乾物を入れたり、キッチンペーパーで吸い取ってもなかなか水気がなくなりません。かお凜家ご自慢のフルーティーな香りもしなくなってしまいました
なので、一旦休ませることに...
野菜を全部取ってお塩を小さじ山盛り一杯加えました。そして混ぜること三日。その後、捨て漬けからやり直すこと三日目。
水分もなくなって、ちょっと香りも戻ってきました
あと数日捨て漬けをしたら、また本漬けを再開したいと思います。
その前に...大分糠が減ってしまったので追い糠しないと。折角だから無農薬無肥料の糠で作りたいな。

捨て漬けの野菜(今回は小松菜)は細かく刻んでゴマと一緒にごはんに混ぜて、お結びにしました。ぬか漬けに無駄ナシ!!です。
塩味がきいててとっても美味しい〜

お結び


梅雨に入り、サトちゃんのことが気になっている。

あっ、サトちゃんとはウチの熟成6ヶ月になる手前味噌のことです。“砂糖がいならいくらい甘い” と言われている『さといらず(=砂糖いらず)』という大豆で仕込んだので、親しみを込めて “サトちゃん” と呼んでいるの
そのサトちゃん、無事でいてくれてるかな?サトちゃんはあっぢ〜のとかジメジメとかダメなコだから。

カビ軍団に包囲されていないかやっぱりちょっと心配だから、パトロールに行って参ります。

現在サトちゃんの部屋は、掘りごたつ式テーブルの下の隅っこ。1KのMy Roomの中でここが一番涼しいから。(冬は極寒
こんな感じで樽をビニール袋で三重に覆ってます。

ビニール袋

では早速。ビニール袋を開けた時点でお味噌のイ〜香りが
この前サトちゃんチェックしたのは2ヶ月前。↓はその時の写真。表面が白いのはカビ対策に焼酎を塗っているからです。にもかかわらず、一部カビに征服されてしまい、そこを削って対処しました(写真上の方)まだ全然熟成は進んでませんね。

0418の味噌

その時とは明らかに香りが違う!!! なんだか素敵な予感

では今回のパトロールに戻ります。カビ対策に表面をラップでぴったりフタをして、その上全面に塩を引き詰めています。

味噌_塩フタ

そしてフタをそぉーとめくってみると...

味噌熟成6ヶ月

サトちゃん、無事でしたー!! 良かったー!!! しかも美味しそうに熟成が進んでる この色と香りが「順調だよ」って言っているようです!!

ますます気になる存在のサトちゃん。今後どんな変化を遂げるのか、楽しみです。

今回のパトロール、「異常なし!!

そう来ましたか...
ちょっと、奥さん!! マクロビ教室の6月の課題、チアシードですってよ、チアシード
マクロビって旬の食材を大切にするんじゃなかったかしら?! “さやいんげん” とか〜、 “レタス” とか〜、 “大葉” とか〜、今が旬の美味しいものがいっーぱいあるっていうのにどういうこと?!(なんてことはもちろん先生には言えない)
数年前から「ダイエットに良い」とモデルとかの間でひそかに広まってたのは知ってたけど、私、モデルじゃないし〜。もちろん買ったこともないし、使ったこともないわよーーーっ!!
さて、このドSな課題とどう戦う?

ちなみにチアシードとは...
チアというハーブの種で、水分を含むと7〜10倍に膨張してゼリー状になるという特徴があります。
チアとはマヤ語で「力」「強化」を意味します。
人体の正常な機能に欠かすことの出来ない必須脂肪酸(その中でもオメガ3)・食物繊維・アミノ酸が豊富に含まれていて、スーパーフードと呼ばれています。

↓30分後:写真だとプルッと感があんまり分からないですね...残念...
チアシード30分

↓24時間後:上の写真と比べて写真でもだいぶプルッと感が出ています
チアシード24時間

通常チアシードは黒い粒なんですが、その中に栄養価の高い白い種が混じっていて、その白い種のみを選別した品種『サルバチア』を今回は使用しています。(どーりで黒より高いと思った

味はしません。つぶつぶ感が “味のしないイチゴジャム” を思わせます 水分を含ませず、粒のままでも使用出来ますよ。胡麻感覚でごはんにかけたり、胡麻(チアシード)和えにしたり。

今回は課題ってことで「膨張する」特徴をいかさねば、です。ちなみに小豆茶はコレを使用しました。普段ペットボトル飲料は買わないけど、コレはお気に入り

あずき茶


で、こんなの作りましたー!! 自分で言うのも何ですが、結構、クセになります

★チアシードが小豆代わり! ココナッツ汁粉★

↓この写真、撮影に戸惑っている間に分離しちゃってますね... よーく混ぜてお飲みくださいm(_ _)m
チアシードのココナッツ汁粉

【材料】 (2人分)
ココナッツミルク・・・1カップ
小豆茶(市販)・・・1/2カップ
チアシード・・・大さじ1
赤レンズ豆・・・大さじ1
塩・・・ひとつまみ

【作り方】
1.小豆茶にチアシードを入れる。
2.鍋にココナッツミルクを入れ火にかける。沸騰したら赤レンズ豆を入れ、弱火で10分くらい煮る。塩を入れてよく混ぜ火をとめる。
3.2に1を入れて、ホットの場合は再度温める。アイスの場合は常温に冷めた後、冷蔵庫で冷やす。

【ポイント】
・小豆茶は市販のものを使用しましたが、もちろんお手製のものでもOKです。(そんな貴方は素晴らしい
・チアシードは、出来れば1時間ぐらい浸した方がよりプルプルします。
・ココナッツミルクが余ったら、製氷皿で冷凍がオススメです。
赤レンズ豆が結構イイ仕事してます(緑レンズ豆の殻を取ったものが赤レンズ豆です)

ブログを始める
ことが2015年の目標の一つでした。
2014年の年末、『手前味噌作りWS』に参加したのをきっかけに、発酵食品の素晴らしさとそれを手作りする楽しさに目覚めた私。だったら作るだけじゃなく、食べるだけじゃなく、書くことでも楽しもうと、ブログテーマを “発酵食品” に絞ることにしました。
よし、テーマは決まった。
でもタイトルが決まらない。
あれこれあれこれ考えること2週間。ある日、言霊の神様が降りてきて「よっしゃ〜! キタ〜〜〜!!」と、ブログタイトルが『こうじはダイヤモンド』に決まった時
「はて? こうじって “麹”? “糀”?」
「そもそも “麹” と “糀” って何が違うの?」
と疑問に思ったんですが
「“花” がついてて可愛いし “糀” にしよーっと
と、乙女度の高い私は軽い気持ちで “糀” という文字をあて、
めでたく『糀はダイヤモンド』が誕生したのでありました。(ダイ “ヤ”? ダイ “ア”? も悩みましたが)

でも後に『古町糀製造所』さんのHPで、乙女の直感はやはり正しかったことを知ることになりました。

●麹→中国から伝わった漢字
●糀→日本で作られた国字

〈こうじ〉とは蒸した米、大豆、麦などの穀物にコウジ菌を繁殖させたもの。
〈麹〉も〈糀〉も意味は同じ。
〈麹〉は酒造で、〈糀〉は味噌蔵で主に用いられることが多い。

“米” の “花” と書いて “糀”。
文字から繊細さと美しさが伝わってきます。写真を見ると蒸されたお米は本当に白いお花のようで、日本人の発想ってほんと素晴らしいなと思います。
わざわざ“糀”という文字を創りだした美意識と向上心の高さに、感動しました。

発酵食品の素晴らしさと可能性にダイヤモンドの輝きを見た私の視点も素晴らしい かも。

『糀はダイヤモンド』っていうタイトル、とっても気に入ってるんです
これからも自画自賛な気分でブログを書いていこうと思います。

今日は湘南へドライブデート。
波打ち際を裸足で追いかけっこして、水を掛けあって、一通りはしゃいだ後、夕日に向かって私は叫ぶ。
「甘酒ー、大・大・だーい好きだよーーー



そう、私は甘酒が大好きなのだ。大・大・大好きなのだ。
でも、ほんの一年ちょっと前までは大の苦手でした。ニオイからしてもぉ...
それが何で突然だーい好きになったのか?
キッカケは本の街・神保町の春祭りで、無料で振る舞われていた甘酒を頂いてからなんです。普段だったら甘酒好きじゃないし素通りしてたと思うんですが、その時はなぜか気になって自然と手が「私にもちょーだい」してたんですよね。
で、期待せずに一口飲んでみたんですが...
「...ん? ...おいしい... えっ?! 何で? ちょっと、この甘酒美味しいんですけどーーー
ってことになって、おかわりしたいくらいになって、そこから私の甘酒人生は幕を開けたのです。

甘酒人生を歩み始めてから分かったこと。
それは『甘酒には2種類ある』ということ。
ひとつは “糀” で作られたもの。
 →アルコールを含まず、甘みは糀が糖化された自然のもの。
もうひとつは “酒粕” で作られたもの。
 →お酒を作る際に出来る搾りカスが酒粕なので、アルコール分が残っている。甘みは砂糖でつけている。

そもそも私が甘酒NGになったのは、小学生の時、友達の家で出された甘酒がマズかったから(友達はグイグイ飲んでたけど)。それに祖母が作ってくれたのも。神社の露店とかで売ってるのも。何度がチャレンジしたけど、酸っぱい感じのヤ〜な臭いとヤ〜な味に玉砕でした
甘“酒”っていうぐらいだし、甘酒はお酒だと思ってました。

でも、分かりました。
私が今まで飲んできたのは全部 “酒粕” で作られたものだったと。
神保町で頂いたのは “糀” で作られたものだったと。
だから優しい自然の甘みに引きよせられたのだ、と。

“糀” の甘酒と出会えてほんと良かった〜 神保町の春祭りに感謝!!
これからも飲んで飲んで、(甘酒石鹸で)洗って、飲んで、甘酒生活満喫していきまーす。

甘酒は 美と健康の 最高峰(私的に)

★7月、甘酒WSに2週連続で参加してきまーす

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